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ベクシンスキー

ポーランドの画家ズシスワフ・ベクシンスキー(ZDZISLAW BEKSINSKI)さんの画集「THE FANTASTIC ART OF BEKSINSKI」。Beksunski モンス・デジデリオを思わせる廃墟群や骸骨や異形のものたちが、退廃的ながらどこか崇高で、神秘的に描かれている。宗教的雰囲気さえ漂よい、これはもう至高の美しさといって良いかも。

死とエロス、絶望と希望、終焉と始まり、崩壊と再生、骸骨が祈りのポースをとったまま朽ち果て、背後には永遠無限の時が静かに流れる。絶望的な地上風景が展開される中、どこか希望を見出すような光りをまとう天空、荒涼とした世界をさまよい続ける異形のものたち。いつか時が満ち、復活することを夢見ているかのよう。

好き嫌いは分かれると思いますが、人を惹き付けるフォースのある作品ですね。ここまで独自のワールドを展開してしまったベクシンスキーさんという人の人生が、どのようなものであったか非常に気になるところであります。普通の、のほほ~んとしたおだやかで幸福な生活からは、決して生まれ得ないと思うから。文句なく美しいです。

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