チェコ絵本

ドゥシャン・カーライ 魔法のなべと魔法のたま

見て見て~と自慢したい、Mahounotama ドゥシャン・カーライさんの「魔法のなべと魔法のたま」、ようやく手に入れました(^^♪。5年前図書館の児童書コーナーで、ふと吸い寄せられるように手にしたこの絵本。何に引かれたかって?それはごらんの通りの、この豊かな色彩のオンパレードに・・・ですよ。美しい・・・。この時はまだドゥシャン・カーライさんが、どれほどの大物かは知らずにいたワタシ(*´ェ`*)。後日「不思議の国のアリス」を見て衝撃を受け、「えっ、この絵は以前図書館で見たあの人のだ!」と気づいたわけです。ずーっと心に残る絵柄だったと言うことですね。私は余程の事がなければ、5年も記憶が持続しない性質なので、レアなケースだということでしょう┐(´-`)┌、それほどのインパクトある絵なんです。

ストーリーは、「むかし、むかし、まずしい教会番が住んでいました。ある日、最後の1羽になっためんどりを市場へ売りにでかけるとちゅう、小人が出てきて、このたまととりかえないかと言うのです。そのたまは望みのものをなんでも、出してくれる魔法のたまでした。それから、教会番とおかみさんのふしぎなくらしがはじまりました。・・・んがっ、事件が次々・・・・・」という、グリムみたいな、ちょっと教訓的な内容ですね。人間の欲望って・・・まあ、あまりネタばれしないようにせねば(*≧m≦*)。

カーライさんの絵葉書や画集は、私はまだ購入はしていませんが、いわさきちひろ美術館森ヒロコ・スタシス美術館でも手に入るようですね。彼の絵本は絶版が多いみたいですが、洋書でDusan Kallay: A Magical World 」という彼の作品を網羅したものも出ているようです。(豪華本で14,000円くらいはするようです。)でも、この絵本は1990年刊ですから、もうなかなか手に入らないと思うので、皆さんも図書館で探してみてください。絶対一見の価値ありです。復刊リクエストもコーナーが出来ているみたいですね。興味がありましたら是非!

ドゥシャン・カーライ

1948年、ブラティスラヴァ生まれ。グラフィックデザイン、挿絵、蔵書票などを中止に活躍するチェコスロバキアを代表するイラストレーター。
1966-72年カレッジ・オブ・クリエイティブアーツで美術を修める。
1973.75年と2度BIB金のリンゴ賞をうけ、「不思議の国のアリス」で、BIBグランプリ。
1988年児童文学における幅広い活動に対し国際アンデルセン賞を受賞。
『12月くんのともだちさがし』『どきどきおんがくかい』『不思議の国のアリス』「鏡の国のアリス』『カエルのおんがくたい』

耳寄り情報!:板橋区立美術館で「開館30周年記念 ドゥシャン・カーライとブラティスラヴァの作家たち」2009年11月21日(土)~2010年1月11日(月・祝)が開催されるようです!

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ヤン・クドゥラーチェクさんの河童絵本

チェコの絵本作家ヤン・クドゥラーチェク(Jan Kudlacek)さんの「Jak vodnici udobrili sumce」Kappa 。河童や魚の仲間たちを美しいきらめく様な色彩で幻想的に描いた絵本です。文章はアンデルセン賞作家のボフミル・ジーハ(Bohumil Riha)さんという方。よくクドゥラーチェクさんとコンビを組まれているそう。まずこの美しい緑色、エメラルドのような色合いのグリーンの表紙、それとこの河童?くんの、どこか孤高な姿に魅かれ、2日ほど悩んだ後ご購入。チェコ絵本ってどうしてこうもアーティスティックなんでしょう?芸術性高し(゚▽゚*)。ヨゼフ・チャペックさん、エヴァ・ベトナージョヴァーさん、カレル・フランタさんなど本当に素晴らしい絵を描く方が多いですよね?この本はチェコ語でかかれているので、残念ながら私には読めません。「Vodnici」とはチェコ語で「河童」?を意味するらしいですチェコにもいるんですね~河童くんw(゚o゚)w。でも日本では水木しげるみたいに河童はちょっと「妖怪」あつかいですが、チェコ版だと「妖精」みたいなものなんでしょうか?クドゥラーチェクさんの絵からは、妖怪より妖精といったほうが良いような雰囲気。ムーミンのスナフキンみたいだし。描かれているのは、川の水と同じく澄んだ大きな目の河童や魚やかえるたち(やっぱりこのピュアな雰囲気は川の精と言いたい)、葦の縦笛?のようなものを奏でています。河童くんが手に持っているのは手紙なのかしらmail?大きなナマズも出てきます。なかまたちに囲まれて、魚とたわむれて泳いだりしているけど、どこかさびしげに見える河童くん。もしかしたらストーリーは全然明るいのかもしれませんが、絵から受ける印象は私にはどこかさびしげに思えるのです。このストーリーが読めたら良いのですが・・・どなたかチェコ語わかるかたいませんかねえ?ドイツ語版「Wie die Wassermänner den wels besänftigen」も出ているようですが、日本語では未邦訳みたいです。ヤン・クドゥラーチェクさん他の本で「おかしな結婚式」というのは、日本で翻訳されているようなんですが、登場人物が似ているような感じなので、こちらを読んでみると少しは手がかりがつかめるかもしれません?クドゥラーチェクさんは他にも素晴らしい絵をたくさん書かれているようですので、少しづつ絵本を集められればいいなあと思います。お財布と相談して・・。

Jan Kudlacek / ヤン・クドゥラーチェク
1928年3月9日モラフスキー・クルムロフ生まれ。1971年ライプチヒ国際図書展銅賞。ブラチスラヴァ児童図書展、絵本部門金賞。1972年ボローニャ国際絵本展、特別賞。

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