陶芸

桜のぐいのみ

Saraitougei たまたま手に入れた「サライ」バックナンバーの『「やきもの」を旅する』2007年5月17日号。これが私にはとても面白い本でした。陶芸はあんまり詳しくなく、かといってまったく興味がないわけではなく、備前とか日用使いの作家ものの作品を少し手元に所有している程度なのですが、この世界も奥深そうなので、もっとよく勉強したい世界ではあります。

で、この本は「やきものの基本のき」や「用語集」、人間国宝の紹介はもちろん、いま旬の現代作家の紹介もされていて、疎いわたしにもわかりやすく興味深い記事でいっぱいで、ここに紹介されている作品の中の一つに一目ぼれ!なんとかわいいピンクいろなのでしょう!

Saraitanikan 信楽に「谷寛窯」をかまえる谷井芳山さんの雪中華シリーズと芳春シリーズのぐいのみや酒器bottleや茶碗などの作品。雪中華は吉野の桜イメージ、芳春は若葉の頃をイメージした作品で、とにかく陶器の印象深い「白」(乳白色というのかなんというのか)の存在感とアクセントになるピンクやグリーンの釉薬のお色の組み合わせがとても印象的で効果的。信楽というと狸の置物で有名なあの信楽焼き???と思いますが、もちろん狸型のぐいのみではありません(笑)信楽焼きの伝統技法を踏まえた上で現代陶芸へアレンジされて作陶されていらっしゃる、伝統的で和の要素を持ちつつ、モダンでシンプルな美を追求されている作品だと思います。

Saraitanikanguinomi こんな器やぐいのみで生活を彩ると、気持が豊かになること請け合いですよね。春の時期、桜吹雪の舞い散るなかで、このぐいのみでお花見しながら一杯やりたいなー。

谷井芳山さんは、サントリーのウイスキーの樽灰を釉薬に使用した作品も作られているよう。釉薬って何からでもできてしまうのかしら?意外な素材が以外な釉薬になったりするのですかね?とにかく、ますますステキな作品を生み出していただきたいです!

信楽にある工房は見学も出来るようですね。いつか訪れてみたいです。

■谷寛窯 滋賀県甲賀市信楽町長野788 TEL0748-82-2462 AM10:00-PM17:00 月曜休み 信楽駅から徒歩20分

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