画家

画家・田淵安一さんの色彩

なんだか寒くなってきて、おでんの美味しい季節になりましたね。ハフハフ言いながらおでんをほおばっていたその時、突然NHKニュースで画家・田淵安一さんご逝去のニュースが。「ええーっ!」ってほんと驚いた。

・・・そういえば2年ほど前になるのか、田淵氏の個展で作品を初めて拝見したのは。

品川にO美術館という美術館があるのですが、1990年頃、「田淵安一輝くイマージュ展」という企画展を開催したことがあったらしく(ここは今では全然美術館らしい企画展はしてなく、地元民の貸しスペースになっているみたいね!いい企画やっていたのにもったいない)その当時の図録を見て、そのエネルギッシュでポップな色使いが気になり、生の作品を見たいと思ったところ、たまたま横浜のギャラリーで「田渕安一展2008」というのを開催していると知って見に行ったのでした。

赤と緑のぶつかり合いや金箔と色とりどりの絵の具の組み合わせ、でも1色1色が負けてなく、澄んでいて、でも全体では調和してる・・・不思議でしたね。とにかく会場にあふれる色彩や大胆な構図に度肝を抜かれつつも、どこか違和感がないのは「和」を思わせる要素があったからのような気がする。一見現代アートですが、でも日本の着物の色使いみたいでもあるなーなんて思ったりもしたもんです。

若かりし頃フランスで同時期一緒にアンフォルメルの影響を受け活躍された今井俊満さんも晩年、エネルギッシュに「コギャル」を描いていらしたのをテレビのドキュメンタリーで拝見したりしましたが、生涯情熱を持って表現し続けられたその姿勢に敬意を表したいです。

Tabushi1

O美術館「田淵安一~輝くイマージュ~展」図録

Tabushi3

ギャラリーアートコンポジション 「田淵安一展2008」図録

にほんブログ村 イラストブログ 挿絵へ
にほんブログ村

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)